上海モーターショー2019でクラブマンの改良型が発表される?
こんにちはWintersnowです。
上海モーターショー2019が開催されて日が経ちますが、ネット上で公開されている情報を中心に記事を書いてみたいと思います。
そもそも上海モーターショーって?
2019年に開催される上海モーターショーは4月18日から25日まで開催された国際モーターショーだそうで、今回で18回目の開催となるそうです。
Wikipediaから引用してみると・・・。
第16回の上海国家会展中心会場で開催された上海モーターショ―では出品社数2000社、出品車両1343台、来場者数92万8000人だったそうです。
中国の発表来場者数などは当てにならないといわれますが、3分の1だったとしてもかなりの規模であり、世界中のマスコミや車メーカー、カー情報を取り扱う人々が多く訪れるモーターショーには変わりはないと思われます。
MINI クラブマンがどんなふうに変わるんだろう?
MINIクラブマンの最大の特徴である6枚ドア(リアテールゲートの観音開き)は健在でそのままデザインは継承されたのでこのデザインが好きな現行ユーザーさんには朗報ですね。
エクステリアデザインの変更が行われ、いつも通りライト回りからボディーカラー、ホイールの選択肢が増えているようです。
グリル回り、ロアインティークはデザインを変更?
写真を見る限り大きな変更ではないが。。。
車高は現行のクラブマンより10㎜下げる新型スポーツサスペンションを採用し、アダプティブダンパーをオプション装備として準備しているとの情報も。
側面ではドアミラー形状が変更されているが、このデザインには賛否が集まりそう。
リアのデザインで大きく目に引くのはデザインが若干のっぺりしたような感じを受けるかな?
テールライトは3Door/5Doorで好評だったユニオンジャックのデザインを取り入れたLEDユニオンジャック柄テールライトを正式採用しており、現行車両への載せ替えは出来なさそうな感じがするが、この辺りはコアユーザーの情報お待ちしております!
ボディーカラーはディーラーでもはっきりしていないようで正確ではないかもしれないが、インディアン・サマー・レッド(名称が未確定?)、ブリティッシュ・レーシング・グリーンが追加設定されるようです。
気になるエンジン出力やトランスミッションは?
MINIユーザーの一番気になる部分?ですがエンジンラインナップは、3種類を準備する模様。
・3気筒ガソリン・ターボ(137ps)
・4気筒ガソリン・ターボ(192ps)
・ディーゼル4気筒ターボ(150ps)
トランスミッションはマニュアル派にはうれしいマニュアルトランスミッションとオートマチックの2種類を設定しているらしい。
・6速マニュアルが標準
但し、日本国内販売でのトランスミッションが標準設定でマニュアルなのかは不明。
・7速オートマティック
MINI クラブマンのクーパーとクーパーSにはドライブモードが3種類(クラシック・スポーツ・エクスクルーシブ)があるとの情報があるが、こちらも正式な表記は不明。
クラブマンはどれくらい売れてるの?
AUTOCAR-JAPANの情報ではMINIの世界販売分布が公開されていたので円グラフにしてみました。
日本国内での販売状況は不明ですが、グローバルな販売情報ではConvertibleの8%に次いで販売台数が少ないClubman14%となっています。
新型クラブマンは3代目となる。
現行のクラブマンは皆さんご存知の通り、観音開きがリアゲートになった2世代目モデルで2015年フランクフルトモーターショー2015発表されたモデルです。
今回の上海モーターショー2019で発表された新型クラブマンは3世代目となり、車両としての大きな変更点(構造が変わるような)はないため、マイナーチェンジとなります。
中国がらみの情報としては
以前にも記事で紹介した通り、EU離脱で揺れているイギリスを見据え、BMWも利益確定で動くことは生産拠点の変更であり、現在わかっている情報では中国の民営自動車メーカー大手の長城汽車が中国国内でドイツBMW社との共同でMINIの生産を行うことをすでに発表している。
時期は2021年を視野に入れており、この時期に合わせてEVモデルを投入するための基盤図栗をどうやら行う様子。
この生産モデルは実際に実現するかは中国という国が絡むことでありBMWの利権を考えれば解消する可能性もあるとおもう。
仮に実現して中国生産拠点となった場合、今までのような品質を維持できるのかは、工場を携わるものとしては大いに心配事と私は思ってます。(あくまで個人意見ね・・)
未確定情報・・
あくまでディーラーと、とある情報提供者の方の情報で未確定な部分を記載しておきます。
過去に大手カー情報サイトが公開したMINIからディーゼルエンジンを廃止するといった情報が公開されたのですが、とある情報では日本国内向けの一部車両についてはディーゼルエンジン仕様のみの投入をするようなことを聞いています。
今回の上海モーターショーではディーゼルエンジンの供給を明確に示しているため、先のディーゼルエンジン廃止記事には記事の信用性に雲行きが怪しくなってきました。
ただ、その情報が一部の国にのみ適用している可能性もあるので嘘でもない可能性もあり、その後の情報が気になるところです。
あと、カラーですがブリティッシュ・レーシング・グリーンが生産工場での3月生産分以降は廃止されることが情報として飛び交いましたが、どうやら60周年モデルで発表されたニュー・ブリティッシュ・レーシング・グリーンが60周年特別限定モデルが販売終了した後から再設定されるような話も聞いています。
いろんな情報がありますが、実現しそうなものだけピックアップしてみました。
どうなるのか楽しみですね!