風来坊のMINI F56 AT仕様にはシフトパターンにマニュアルモードがあり、「D」レンジから左に倒して、「前方へ押し込むとシフトダウン」「手前へ引くとシフトアップ」となります。
毎度炎上しやすいネタですが、前車(国産車)は「右に倒して手前へ引くとギアダウン」だったものですから、全く正反対となり、とっさの時に正しく操作できるか心配が残ります。(パドルを使えってか…)
クローズドコースで限界走行をする方たちは、体へのGのかかり方で「前方ダウン」が理にかなっているというし、一般ドライバーは「そもそもATは手前から低いギアが並んでいるのだから、感覚的に前方アップでしょ」という。
風来坊はヘタレなので「慣れ」以外の要素は全くないのですが、「世界的にはどうなのよ」というわけで調べてみました。(例外は指摘くだされ。盛り上がるから)
シーケンシャルで前方へ押し込むとダウン
国産車:マツダ
輸入車:ルノー BMW フィアット ポルシェ
シーケンシャルで手前へ引くとダウン
国産車:スバル 日産
輸入車:シトロエン プジョー VW アウディ
発売時期により気分次第で攻めてます
国産車:三菱
なんかもう、「横」操作があったりして好き勝手にやっちゃって!
輸入車:メルセデス
さて、そうなるとBMWともスバルとも協業している世界のトヨタはというと…。
お察しの通り「前ダウン」と「後ろダウン」を両方同時に売っています。(会社的には後ろダウンの模様)
特に「GR」のお店に並んでいるクルマ
SUPRAはBMW系なので「前ダウン」。
86とYARISはスバル系/トヨタ系なので「後ろダウン」
やー借り出してレポートするライターさんたちも大変だ。ウィンカーレバーのようにISOで何とかする気はないのかしら。
「そもそもGRなんだからMTで乗るでしょ」って?
そのとーり、ごもっともです。
おあとがよろしいようで。 風来坊
MINI F56 6速AT シフトノブ ( JCWパッケージの「S」)
話のついでに。
耳情報だけなのですが、ISOではウィンカーレバーは左に規定されていて日本だけが「例外」の存在なのだとか。(右ハンドルの英国車もウィンカーは左!)
なんでそんなになってしまったのか、いきさつを調べてみると面白い情報があるかも。
そのうちね。
もういっちょ。
シフトノブの「中身」なんて見たことないでしょ
緑LED5個/オレンジLED8個の結構凝ったものです。
国産車ならきっとLED各色1個とリフレクターと遮光版で作ってしまうだろうな。
凝っているのは良いけど、グリップがだんだん暖かくなるのは、×××。
※黒いところは明るすぎる緑LEDの遮光です。こうしないとうまく映らない。