走行中、左に曲がろうとウィンカーを出したら突然のハイフラ(高速点滅)に見舞われました。
これは経験があるので、「あ!電球が切れたな…」と直感。で、場所を確認すると「左フロントターンインジケータ異常」。
ん?あれ?あそこはLEDに変えてあるはず。
少々いやな予感がしますが、最寄りのコンビニの駐車場をお借りして状況確認すると確かに左前のウィンカーが点灯していません。(風来坊のMINIはF56最初期型のΩリングライト仕様なのでウィンカーはΩの下側—文字化けしたらすまん「オメガ」です。)
とりあえず猫パンチしてみて(これ基本?)コンビニで買い物をした後、エンジンを再始動すると…あれ治ってる。
なんでしょう?接触不良か、故障の前兆か、不可解なまま一応「猫パンチ」一発で修理完了ということでその後問題なく動いてます。
以下 参考までにウィンカーが1個灯かない時の症状
故障:左前方向指示器不点灯
表示:
スピードメーター内のターンインジケータが高速点滅
リレー音が高速にカチカチ
スピードメーター内のオンボード・コンピュータに「左フロントターンインジケータ異常」表示(ウィンカーを止めると右端の黄色い三角のビックリマークだけになる)
HUDやセンターディスプレイには何も表示されない。
iDriveで車両ステータスをチェックすると、「左フロントターンインジケータ異常」(写真)
その時:
サイドターンインジケータもリアターンインジケータも同様の高速点滅となる。
今回は勝手に治ってしまいましたが、ディーラーさんへ行けばおそらく「予防交換」となるでしょう。
ちなみにここのランプはF56初期型の場合、標準では「電球(PW24W)」が入っていますが、非常に特殊な着色電球のため一般の自動車部品の小売店では入手困難です。(写真がない…PW24Wで探してね)
自動車パーツの「卸」などのお店でも「取り寄せ」といわれ、価格はなんと¥3000-オーバーでした。
追加情報でリアターンインジケータは汎用品(S25)で¥350-ほどですが、同タイプには固定ピンの角度違いが2種類(150度/180度)ありMINI_F56_初期型は180度ピン角ですので購入時には注意が必要です。
原因がわからず不可解なままですが、万一ヘッドライトアッセンブリーの不具合の場合、MINIのヘッドライトは風来坊の旧型でも丸ごと交換すると片側だけで20万を超えます。新型はもっと高いでしょう。しかもウィンカーやブレーキランプのLEDって一粒でも消灯していると車検に通らないとか。もちろん壊したくて壊す方はいらっしゃらないと思いますが、恐ろしや、恐ろしや。
不可解ながらも胸をなでおろしている風来坊でした。
ちなみに、MINI F型の電照系のチェックは、エンジン始動時(コールドチェック)と点灯時に随時(ウォームチェック)の2段階があります。MINIの場合「電球」を普通の「LED」に交換すると、エンジン始動時のコールドチェックにLEDが反応してしまい用もなく幽霊のように「ヒカヒカ」と点滅します。対策としては抵抗を入れてLEDの特性を電球に似せるか、コールドチェックをしないように加工するかどちらか。風来坊は後者を選んだためエンジン始動時には不具合は見つからず、実際にウインカーを出したときにチェックに引っかかったことになります。
なぜ治っているかは……いまだ不明にしてMINI絶好調???