代車試乗 F60 MINI Crossover CooperD(ミニ クロスオーバー)

こんにちはWintersnowです。

愛車のF56 3Door(hatch)は購入当時からエアコンのガス漏れに悩まされ毎年、ディーラー入院を繰り返していましたが、ようやく3年目の車検前に部品交換修理となり、今回ディーラー入院しました。

入院の間、代車としてMINIディーラーよりお借りしたのは新車のF60 ミニ クロスオーバーで走行距離は10km、本当に新車卸したての車した。
せっかくなので試乗した感想などを書いてみようと思います。

と、言いたいところなのですが代車をお借りした3日目に会社で”ぎっくり腰”をやってしまい、レポート用の写真が撮れず、仮撮影した汚れまくったMINI画像と返却当日の雨に濡れまくったMINIの写真というお粗末な状態ですので画像の出来はごめんなさいです。

ありがたいことにディーラーの営業担当さんは腰痛で運転できない旨、お話ししたところ「自宅までもっていきますよ?」とのことで、ご厚意(代車返却があったからかも知れませんが)にお願いして自宅受け渡しをお願いしました。

※担当者さん、ありがとうございます!

※腰痛前に仮撮影した新車のCrossover。。
 お借りした日に中途半端な雨が降り汚れまくり、ボディフィルムをはがした後が汚れでくっきり。

MINI Crossoverの車体が大きいこと。

何時もの3Door hatchbackの愛車のつもりで自宅の青空駐車場に車を入れようとしたところ、駐車場ライン幅よりデカイ事に気が付きました。

運転していた時も”うーん、おっきいなぁ”と感じて運転していましたが、駐車場に止めてみると横幅も縦方向も一回り大きい!

どれくらい違いがあるのか自分の愛車のF56SDとF60、旧型のR60で調べてみたところ・・。

3Door HatchBack
CooperSD
(F56)
新型MINI Crossover
CooperD
(F60)
旧型MINI Crossover
(R60)
全長(mm) 3,835 4,299 4,105
全幅(mm) 1,725 1,822 1,790
全高(mm) 1,430 1,557 1,550
ホイールベース (mm) 2,495 2,670 2,595
重量(kg) 1,290 1,540 1,410
トランク容積 211L 450L
MAX 1390L
350L
MAX 1170L
出力 170ps 150ps 112ps

全長は464㎜も長く、横幅は97㎜でそれほど幅が広いわけではありませんでした。
1,822㎜という幅はトヨタ ハイエースグランドキャビン 定員10名が1,880㎜ですので、横幅はどっしりしたイメージはありますね。

どれにしてもF56との差は97㎜というところにはびっくりしてしまいました。
3ナンバーからもわかりますが、小さいながらもドッシリ感があるのは横幅が影響してるのですね。

乗り降りしやすい座席位置

今回、お恥ずかしいことに”ぎっくり腰”になって、かなり痛感したのはCrossoverの座席はSUVならではで、F56の低い座面と違い高い座面なので、乗り降りが大変しやすく腰痛の痛みに苦しみながらCrossoverに乗りましたが、愛車のF56だったら多分、痛みで乗れず死んでいたような気がします。

腰痛の時にたまたま代車がSUVのクロスオーバーだったのは幸運でした。

乗ってみての感想ですが、座面位置が高くフロントガラス越しに見える範囲はF56に比べ上下方向に広くなっているので、とても運転しやすく、開放感がある感じでした。

※営業さんが取りに来る日の朝に撮影しましたが、またもや雨で汚れも倍増。。

座面の高さ調整ですが、上下幅が広く小柄の女性から大柄の男性まで座高距離を調整できるので更に乗りやすさをカバーしていると思います。

意外と広い後部座席とエアコンで快適

後部座席ですが、SUVのクロスオーバーは室内が狭そうに感じるのですが、リアシートの座り心地は非常に快適でした。

後部座席に座った時の足元のスペースや全席の圧迫感はそれほど感じることもなく、下の写真では運転席と助手席を最大限後ろに下げた位置で写真を撮っていますので大体の広さはわかってもらえるかと思います。

後部座席のエアコンですが、座席中央コンソールボックス部分に左右2系統にエアコン吹き出し口が設定されています。

夏場の暑い時期など前席はエアコンがあり快適ですが、後席は冷えてくるまで結構、時間がかかり居住性はあまりよくないのですが、このCrossoverは後部座席にもエアコン吹き出し口があるのでとても快適だと思います。

全自動のラゲッジドアは奥様仕様。

今回お借りしたMINIクロスオーバーのリアゲートハッチの開け閉めは全自動開閉装置によって自動で開き、ボタン一つで自働で閉まるお手軽機能が付いていました。

意外と荷物室の後部ドアを開閉するのは力がかかりますし、SUVの車高が高い場合は開いた扉も必然と高くなりますので、小柄な女性の方だと閉める際に閉め難さを感じることが多いと思います。

ボタン一つで荷物室のドアが閉まるのは女性にはとてもやさしい機能だとおもいます。

今回、腰痛で苦しい中でリアゲートが自動で開け閉めできたことも本当に助かりました(;´∀`)

※リアハッチのドア下部にドアを閉める動作をするボタンが付いている。

ラゲッジの広さにはびっくり!

後部荷物室、いわゆるトランクルームやラゲッジルームですがR60時代から比べ車両幅が変更になり設計構造も変わったために居住空間が広く、荷物収納スペースは350Lから450Lに変更になっています。

荷物収納容積が増え、後部座席をすべて倒した最大容積は1,390Lもあり、かなり広いスペースを確保できます。

通常のお買い物やちょっとした荷物を載せるにも余裕があるので安心感があります。

ただ、ゴルフバックはどうかということでは、きっちり載せて測ったわけではないので何とも言えませんが、見た目ではゴルフバックは後部座席を潰して3セット縦に並べて横置きする感じでしょうか。。
クロスオーバーに4人乗ってゴルフバック4個は無理ぽい。
3人乗ってゴルフバック3個は何とかなるとは思いますが、カバン3つで満載状態ではないでしょうか。

※実際どれぐらい入るか試してみたかったのですが、腰痛でできませんでした(;´∀`)
実際に乗っておられる方のコメントお待ちしております!

給油口は右で普通の給油口カバー

F60 MINI クロスオーバーの給油口はF56 3Door hatchと同じ右側についていますが、給油口の蓋は国産車と同じボディー平滑パネルを採用しています。

F56 3Door hatchのような丸い蓋とは違い、普通の給油口なのでデザイン的なものはありませんでした。

※営業さんへの返却当日、腰痛に苦しみながらガソリンスタンドへ。
 朝早かったおかげで客もおらず、普段の数倍遅いスーパースローな動きでお約束の満タン給油しました。

ルームランプ・照明スイッチ部分にSOSスイッチが追加

新しいNew MINIにはSOSコールの新機能が追加されているそうで、今回お借りしたクロスオーバーには装備されていました。

この機能は事故(エアバックが開いたり大きな衝撃)や災害時に自動的に救急や消防に通報するシステムでGPS機能により事故発生位置と、シートベルト設置数から割り出した搭乗人数などの情報を通知発信します。

天井のSOSスイッチカバーを外し、中にあるボタンを押すと手動通報が可能ですが、いったんボタンを押してしまうと通知されるので本番専用(・・・)のボタンです。
因みにMINI One以外は標準装備だそうで。

この機能はNew MINIに搭載されている”MINI Connected”の機能でナビゲーション(MINI SOSコール/テレサービス)と連動してiPhoneからドアの施錠・開錠、マップを使った目的地の設定などのほか、車両位置特定機能などがあります。

2019年3月17日執筆現在ではiPhoneの”MINI Connected”Appだけでこの機能は使えますが、Androidは対応していないようです。

※SOSコールボタンは「蓋を開けポチッとな」としたくなるタイムボカンシリーズの自爆ボタンのよう。押したくて仕方がない(;´∀`)

落ち着いたコクピット

運転席周りは落ち着いたピアノブラック調と縦に細長いエアコン吹き出し口が特徴のコクピットです。

F56 は丸を基調とした設計でエアコン吹き出し口も丸ですが、クロスオーバーは縦に細長いエアコン吹き出し口で、私の第一印象は戦闘機のダクデットファンのエア取り込み口見たい打と感じました。(わかりにくい表現ですみません。)

メッキ調の吹き出し口はちょっと好みが分かれそうな感じがしますが、いたって全体的に落ち着いた感じがします。

ヘッドライト前照灯、コーナーランプなどのスイッチ類はF56では操作がしにくい右側膝付近にありましたが、クロスオーバーは右側中央付近に設置してありウインカーレバー奥にあるため、操作がしやすくなっています。

安全装備も充実しており、ナビゲーション機能も”MINI Connected”に合わせて機能が増えています。

ディーゼルにしてはとても静かな室内

今回の代車は新車のCrossover Cooper Dということで、愛車のF56 Cooper SDと同じディーゼルターボ車です。

Crossoverに乗って走ってみての感想ですが、パワーは十分でディーゼルエンジンの音の大きさや振動は非常に小さく、室内の静寂性はかなり良い印象を持ちました。

愛車のF56に比べ振動と走行時のエンジン音、走行ノイズが少ないので同じディーゼル車とは思えない感覚を味わいました。

最後に

MINIのSUVバージョンのMINI Crossoverは乗り降りしやすく運転しやすいコクピットに安定の居住空間で調和がとれた車だと感じました。

落ち着いた大人感がある車なので、幅広い世代で乗れる車ではないでしょうか。

クロスオーバーが気になったら全国のMINIディーラーで無料試乗がいつでもできますので、ぜひ乗ってみてください。

きっと国産車では味わえないMINI特有の雰囲気を感じ取れると思います。

 

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