MINI Crossover PHEV (COOPER S E CROSSOVER ALL4)
久しぶりのレポートです。
毎日が蒸し暑い2018年夏ですが・・・・。
毎年、愛車のエアコンが夏になると効かなくなるという長期未解決な事象。
やはり、今年もエアコンガスが1年かけて漏れ出ているようで、夏頃になるとガス抜けでエアコンが設定温度に対して温風が出る問題が発生しました。
ディーラーさんには申し訳ないのですが、毎年のように連泊修理となってしまいました。
修理の間に代車をお借りしたのですが、クロスオーバー PHEVだったので短い期間でしたが乗ってみた感想を挙げてみたいと思います。
通常、バッテリーが残存している場合は電動モーターによる後輪駆動。
パワーが必要な時やバッテリーの容量が低下した場合にはエンジンによる前輪駆動となります。
バッテリーの状態にもよりますが、運転中に電動モーターによる後輪駆動からエンジンによる前輪駆動に切り替わることがありますが、試乗中の挙動に違和感は感じられませんでした。
加速はなめらかでエンジン駆動に切り替わったあとの変速ショックも落ちるいていて完成度が高いなぁと感じる車でした。
残念なのはバッテリー100%で駆動できる走行距離数が実測60km程度しかなく、バッテリー残存5%でエンジン駆動がほぼメイン。
慣性エネルギーによる充電も行われていますが、平地での走行では1~3%の回復を繰り返すのみで、頻繁に充放電を繰り返していました。
結局、バッテリーでの走行燃費は13kmそこそこ(かなりバラつきがあるようです)
エンジンでの走行燃費は12kmでしたのでPHEV車両としての車両価格¥ 4,790,000~となっている現状では燃費費用対効果は初期投資の時点でメリットが少ないと言わざるを得ない結果となりました。
理由としては電動駆動時の0-100%走行距離数が伸び悩んでいること。
高速や下り坂が多いなどの環境が変われば、もっと結果は違うのかもしれませんが、田舎道で信号が少ない私の試乗環境で「う~ん」と唸ってしまいます。。
残念だなぁといった感じ。
その他はPHEV車としての機能を盛り込んだシステムディスプレイだった以外、通常のクロスオーバーとほとんど変わらず。
START/STOPのキルスイッチは赤色ではなくPHEV車の黄色になっていました。
余談ですが、冬にフロントガラスが凍結するような地域にお住まいの方は写真のボタンの通り、シートヒーターとフロント・リアデフォッガを是非お勧めします。
冬にフロントガラスがガシガシに凍って毎回、解氷材のお世話になりアイドリング時間に悩まされている方はフロントガラス電熱線のフロントデフォッガを車両オプション設定することで短時間解氷が可能になります!!
おすすめのオプションです。
電動走行時の静かな走りはPHEV車。
とても気持ちがいい加速なめらかな加速は楽しかったです。
試乗できてよかった!