こんにちは、WinterSnowです。
テールランプの交換方法ですが、かなり昔に記事にしたと思ってましたが写真を撮っただけで記事にしてなかったためとりあえず、F56ユーザーの参考になればと思って書きます。
外周リングの取り外し
社外品のユニオンジャックのシーケンシャルウィンカー付きテールランプに交換したときの記録です。
F56のテールランプを分解するにはメッキの外周リングを取り外しますが、外し方は簡単ですが固定爪を割ってしまう確率が高いので慎重に行ったほうが良いと思います。
外周リングの分解方法は・・・
- マイナスドライバー(2番・3番)と布生地または内装剥がしスクレーパーと布生地など
- ボディ側からメッキリングの隙間に傷をつけないように布生地など当ててドライバーで浮かせていきます。
- 下の写真の赤丸が爪の位置なので参考に取り外してください。
写真の左側にある2か所の横長爪は割れやすいのでご注意ください。
初めての方は丁寧に時間をかけて外すと「外しやすい場所」と「力加減」が把握できますが、おおざっぱにコジコジすると爪が割れて外周リングが固定できなくなりますからご注意を。
テールランプの固定ネジを外す
メッキの外周リングを取り外したらテールランプを固定しているトルクスネジT20番が見えてきます。
分解してから時間が経過しているので、固定ネジが何個だったか覚えてませんが3か所くらいあったと思います。
トルクスT20番のドライバを準備してネジを取り外してください。
※テールランプ取り付け時はネジを閉めますが、完全に固定せず複数個所ねじ込んでからテールランプの位置決めをしてねじ込んでください。 日本車のように適切な位置に確実にはめ込むような形状はそもそも無いので、テールランプの傾きや偏りが適切でなく片側ネジ締めなど行うと固定リングがはまらなかったり隙間が多くなったりします。
最悪の場合、走行中にリングが飛んでいくことになるので位置決めにご注意を!
日本車基準でごめんなさいですが、外装固定ネジは日本車だとメッキしたりステンレスだったり錆対策を高級車はしてたりしますが、BMW MINIはフツーにネジに錆が浮いてます。
BMW MINIは外観は良いのですが、分解するとなると結構複雑で面倒なことが多いですね・・・
テールランプの内爪を取り外す
テールランプの固定ネジを外したらポコッとはずれると思ったら大間違いで、ランプの内爪がボディに固定されていますので、今度は中から爪を外すことになりますがかなりコツがいります。
まず、下の写真の通りリアハッチゲートを開けて左右に取り外しができるカバーがあるので取り外します。
この「おむすびカバー」を外すとテールランプの配線とテールランプの内側を拝むことができます。
ここから手を突っ込んで内爪を外しますが爪の位置がわかっていればすぐ外せるのですがなかなか外れません。
テールランプの左下を外からドライバーで押す方法もあるようですが、私はうまくできなかったので何とも言えない体勢になりながら手を突っ込んで爪を外してます。(良い方法があれば教えて!!)
写真で見るとすぐ外れそうに思いますが、左のテールランプは右手を突っ込んで奥のほうにある爪を外します。
右側は左手を突っ込んで外しますが、利き手ではないのでかなり苦労します。
テールランプ(左)を外した写真を掲載しておきます。
爪の位置など事前に覚えておくと良いかもしれません。
F56の前期後期ともに同じだと思いますが、そのあたりで違いがあるようでしたらコメントください!
あと、MINIの情報交換や愛車自慢など参加ください!(^^)!
をを、ネタ被り。
F56初期型(ポーランド製)とテールユニットの背面が全然違うので参考までに載せておきます。(風来坊のは基板がむき出しですね。)
ちなみに、写真は右側のテールランプユニット背面です。
風来坊は以前、目の前に鮮やかにカットインしてきたユニオンジャックテールの赤いMINIに心を奪われ、直後の信号ブレーキで、「光るのソコだけかい!」と失望した体験記憶があり、自分用には中華製の「ユニオンジャックが全部光る」パチモンを購入しました。その後諸般の事情でユニットを温存したまま1年が過ぎ、「そろそろ」「CMCJのネタに」と思って、「衣替え、スタッドレスと思ったでしょ。ユニオンジャックでした。」という展開を考えていたのに……おいしいところ全部持っていかれた(笑笑
毎年クリスマスをまたいだ冬だけユニオンジャックテールにするかな…
(また思い付きで適当なことを言っている)
諸般の事情は「諸般」なのですが、丸テールも悪くないと思い始めている 風来坊でした。
追加情報。
シルバーリングを外すとき、Youtubeなどではwintersnowさんのようにボディーとリングの隙間をこじると「パチパチ」気持ちよく外れるようですが、風来坊のような古い車両になると樹脂が硬化していてうまく外れません。
この場合、リングとライトの隙間側に内張はがしを差し込み、「内張はがしで横へ広げつつ、指をかけて手前へ引っ張って外す」とうまくいくようです。
wintersnowさんも指摘しているように、台形の下二つの爪は折れやすそうなので、比較的外しやすい外側・内側・上部の順番で爪を外してから下側は慎重に外しましょう。
もう一丁。
風来坊の車両は、テールライトユニットをボディーに引っ掛けている爪が全く効いておりませんでした。つまり、3本のネジをはずして後ろを突っつくといきなり「ボコ」ッと外れ、最悪の場合そのまま引力にひかれて「地球と激突」します。
転ばぬ先のなんとか。風来坊のような素人が初見で車を分解するときは、
1)なるべく温かい時期・時間に明るいところで。(樹脂パーツ保護)
2)つなぎやジャージなど金属のついていない服装で。(ボディーの保護)
3)いらない毛布を引くなど念には念を入れて。(部品がいきなり外れて泣かなように)
などを心に留めて行いましょう。
それでも何度も泣いた。風来坊…学習しないやつ。